ヤギ

ヤギ

Goat

英 名Goat
学 名Capra hircus
分 類ウシ目ウシ科
食べ物植物・木の皮
寿 命約12年
体の大きさ40~100cm
体 重約20~90kg
原産国西アジア
野生のヤギは荒れ地や
山岳地帯の絶壁に生息している

主に草や樹皮など。ヤギは反芻(はんすう)を行う。 
反芻とは一度食べたものを再び口の中に戻して、ふたたび咀嚼(そしゃく)することで、反芻動物と言われる牛、羊、ヤギは人間が消化できない草などを消化して栄養にしていく。 
反芻動物の特徴として胃を4つ持っている。 
第1胃で半分ほど消化された草を第2胃によって再び口へ戻し、その後またゆっくり咀嚼して第3、第4胃に順に送りこまれ消化していく。 

小型で強健。毛色は黒、褐、茶、白など様々。毛用の品種には白い絹糸のようなアンゴラ種、多彩な色のカシミヤ種がある。オスは大きなヒゲがあり発情時独特な臭いがある。
見晴らしの良い高い所に登りたがる。

食べている草は消化しにくいため、 反芻している間に、水分はたくさん吸収され、消化できなかった固形物が糞となるため、コロコロうんちになる。
草食動物でうんちがコロコロしているのは、生存戦略の1つと考えられており、草食動物は敵に立ち向かうというよりは逃げることを最大の武器にしているため、力んで出す・排泄に時間がかかるうんちは不利。
そこでコロコロしているのであれば、パラパラっとうんちを出しいつでも逃げることができる。一般的に草食動物などの弱い動物ほどうんちは臭わず、逆に肉食動物のうんちは臭いが強い。
これは弱い動物が臭いうんちをすると、天敵に見つかる危険が高くなるため、臭くないうんちをする草食動物が生き残った結果だと考えられている。

ツノのあるなしは雄雌の違いではなく種類の違いによるもので、メスでもツノのあるものもいれば、ないものもいる。